もう完全にただのお知らせや告知ブログ...!
初版の発売から4年経ち、ありがたいことに改訂のお話を頂いたので、6月~8月辺りに森田 壮さんと執筆を行い、2017年9月15日に改訂2版が発売しました。
かなり頑張って加筆・修正などを行ったので思ってたより大変な執筆でした。
初版と改訂2版の詳しい違いに関しては、サポートサイト に載せておいたのでそちらを見て頂けるとありがたいです!
せっかく久しぶりにブログを書くので、サポートサイトには書いてないことにでも触れて行ければと。
4年という月日が経ち...
初版を書いてたのが4年前っていうのがビックリです。初めてSassを触りだしてからもう6年くらいになるみたいです。
おっさんになってからは本当に時が経つのが早い気がする。
4年というのは長いもので、ステータス「未婚」が「既婚」になるくらい時が経ったようです。
まぁ特に生活が変わったりはしていませんが。
改訂版では、プロフィールに掲載していた趣味を「スノボ、ボルダリング」から「ゲーム、ドライブ」に変えたのですが、まるで別人みたいに趣味が変わってますね!
あの頃はちょうど運動してるのが楽しかった頃みたいです。
そのくらい、自分の環境も変わったので、フロントエンド界隈も色々変化が有りました。
GUIなコンパイラは Prepros や CodeKit 辺りが頑張ってるくらいで他は多くが放置されてしまってます。むしろちょっとコンパイルするだけならGUIコンパイラ使う必要性も薄いので仕方ないのかな。
今回、改訂版を執筆したタイミング的に、インストールの2章は gulp メインで紹介していますが、自作PC的な面倒さが有るタスクランナーを無理に覚えずとも、ちょっとコンパイルするだけならGUIで十分な気もしないでもないです。
とは言え、gulp に関しては何となく敬遠して使ってこなかったとしても、案件で使う必要が発生することも多いと思うので、このタイミングで覚えても全く損にはならないかなと思います。 導入に関してはわりと丁寧に書いてるので、gulp はじめの一歩には良さげです。ちなみに、2章は全部SOUさんが書いてます。
改訂版が出るまで
きっかけは、Compass が オワコンパスになってしまった事から始まったみたいです。
それから、4年近く経ってるって事で現在のフロントエンド開発の状況に合わせて刷新しましょうって感じでした。
何気に人生初の改訂版の執筆だったので、どんな感じで進むのか?改訂版とはどの程度書き直すのか?など分からないことだらけな感じで進めてきました。
編集の方に確認した限りでも、その辺りはわりと著者の自由っぽい感じだったので、最終的に気になる部分は全部書き直そう!ってなりました。
中でも一番大変だったのは、実践的な内容の5章でした。
当時はIE9対応はまだ必要な頃だったので何ページかIEネタも書いていましたが、さすがに今回のタイミングでは不要だろうって事で削除したのは良いんですが、減った分のネタを考えなきゃいけないのでネタ出しに苦労しました。
その他、長ったらしいネタやビミョーなネタは削除して、もっと使えそうなネタを必死に考えてました。 Sassの教科書だから、Sassを使ったテクニックにしなきゃいけないってなると、結局ミックスインにするだけじゃん!みたいな感じになってしまうので悩ましいところでした。
自身の変化としても、この4年で「Sassのあらゆる機能を使いこなしてやるぜ!」って言うよりは、「できるだけシンプルに使っていこう!」って感じになってたので余計にSassの機能を使ったテクニックだと浮かばなかった感が有りました。
如何にもっぽく複雑なミックスインを載せる案も有りましたが、ページ数取る割にビミョーな内容になってしまうので、Sassを使ったテクニックから、Sassも関連するテクニックみたいな範囲にして原稿を書きました。
EditorConfigネタなんかは、Sassの機能は関係ないのでまさにって感じですが、より実際の案件や仕事で使える内容が詰まった感じになったかなと思います。
そんな感じで思ったより苦労して書いた5章ですので、初版を買って頂いた方でもご満足頂ける内容になっていると思ってます。 ご購入はAmazonだと書店にいかなくとも直ぐに届きますよ!
迷っている方には、試し読み用のPDF も有りますので、ざっとでも見て頂ければと思います。 初版の時は1章が載ってただけですが、今回はほぼ全章からちょっとづつ載せてます。
5章に関しては入稿直前まで加筆、修正等を行ってました。 入稿数日前に1ネタ追加!みたいな感じだったのでホントギリギリな感じでしたが無事に発売できて良かったです。
あとがき的な
SOUさんとは公私で仲良くさせてもらっているので、今回も楽しく書くことができました。
また、インプレス柳沼さん、リブロワークス大津さん、妻や弊社メンバー、関係者の皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました(`・ω・´)ゞ
もう一人の著者、SOUさんが書いた記事も有りますので良ければこちらもお読みくださいませ。
ではでは。