Web制作者のためのSassの教科書の表紙

インプレスジャパンから、9月13日に「Web制作者のためのSassの教科書」が発売します。

キッカケは、2012年の1月頃に書いていた、Sassを覚えよう!で、それをインプレスジャパンの編集の方が読んで気に入って頂いたらしく「Sassの執筆をしませんか?」というお話を頂きました。

お話を頂いた当時は、「Sassの書籍って売れないんじゃ?本にするほどでは...」って感じであまりノリ気では無かったり、執筆を始めると主業務もこなしつつになるので、忙しくなるなーと思ってお断りしようとかも考えてました。
そう思っては居たけれど、一度打ち合わせをしたら書くこと前提になってた風味で、気付けば執筆をすることに><

今回、執筆のお話を頂いて書くことが決まってから、1人でやり切れる自信も無かったので、Sou-Lablogとか書いてる、SOUさんを誘って、共著でSassの本を書くことになりました。

書き始めたら、ずいぶんモチベーションも上がってきて、少しでも役に立てる本を!と言う思いから、気付いたら400ページを越えるボリュームに。
さすがに400ページ越えは多すぎるので、最終的に352ページまで記事をカットしたりして調整しました。記事をカットするのがここまで大変だとは...!

まぁ、そんなこんなで、先日無事に入稿されたので後は発売を待つばかりです。

価格は、2,940円(税込)。
352ページ、フルカラーでこの値段は結構お買い得だと思います。

既にAmazonでは予約が開始されてますので、良ければ予約したって下さい!

ちなみに、書籍と同時発売かは分かりませんが、電子書籍版(Kindle版や楽天Koboとか)も出るみたいです。
電子書籍版の方は、ちょっと安くなってて 2,500円 で購入できるっぽいです。


軽く本の紹介とか

今回、352ページと言うボリュームになったのは、「出来るだけ実践的な内容を盛り込みたい。」ってのと「Compassもちゃんと扱おう」っていう部分が大きかった気がします。
基本的な機能紹介はもちろんですが、実践的な内容は、Tips集みたいな感じで、Sassの機能を使って具体的にどうやって使うかって部分を書いています。なので、何となくSassの機能は知ってるけどイマイチ使いこなせて無いって方には、実際にどうやって使うかって部分も分かると思います。

また、まだSassを触ったことが無い人でも安心して始められるように、インストールに関しては、OS別にかなり丁寧に説明しています。黒い画面での方法だけじゃなく、GUIを利用した方法も載っていますので、GUIオンリーでも大丈夫です。でも、著者としては黒い画面も挑戦してもらいたいって気持ちが有るので、黒い画面の使い方も必要な部分はちゃんと説明しています。

まだ一部が作業中なのでURLは載せませんが、現在公式サポートサイトも制作中です。
サポートサイトでは、カットされた原稿の一部や、1章の試し読み、書籍内に出てきたサンプルソースが全部載ってたりします。

内容はもちろん頑張って書いていますが、今回はソースコードの見せ方にも著者のこだわりを反映してもらっています。
ソースはAdobeの「Source Code Pro」を採用したり、ハイライト表示には「google-code-prettify」をベースにして色付けをしているので、ソースはかなり見やすいと思います。

後、Facebookページも用意しています。
こっちには、Sassの情報やら書籍の情報などテキトーに載せていくつもりです。

ざっとこんな所でしょうか。