CSS覚え始めの頃、多様していたハックがアンダースコアハックです。

アンダースコアハックとは、Win版IEのみ適用させたい時に使います。

コレは、IEのバグを利用したテクニックで、プロパティの前に特殊記号などが記述されていた場合でも読み飛ばして通常と同じように解釈してくれます。

記述方法はいたって簡単。
プロパティの前に _ を置くだけ。

使いどころとしてはかなり多様で、IEだけ表示がおかしい時には何かと便利に使えます。
例えば、

.hoge {
	border-top:1px solid #CCC;
	margin:1px 10px 20px 0;
	_margin-top:0;
}

などのように、記述すればIEだけmargin-topが0になります。
IEには、互換モードの時に、

ボックスの幅や高さを算出するときにパディングやボーダーのサイズを含めてしまう

というバグがあるので、バグにはバグで対抗するって感じですね。

一応、ご注意としてアンダースコアハックは、W3C CSS ValidatorでErrorになりますので、多様はしない方がいいです。
あと、IE7ではもちろん修正されているので、他モダンブラウザ同様無視されます。
IE7の表示が標準通りなら無視されてくれないと困るわけですが。

と、アンダースコアハックについて長々書いてしまいましたが、ハック自体、使わずに済むのならソレが一番良いと思います。

ボクも出来るだけ使わないよう気をつけてます。