完全な雑記。なんというか思い出話。
デジパでは恒例イベントとなりつつある、「三河湾チャリティー100km歩け歩け大会」が27日の朝7:30からスタートします。
今年、デジパからは7人が参加。
内、3人は2度目の参加っていう、ツワモノたちです。
本日の15:30頃に戦士たちは会社を後にし、戦場へと向かいました。
あ、ボクはこんな時間にブログエントリーしてるくらいなんで、参加しません。
過去数年必ず雨が降るこの100km。今年も見事に雨っぽい。むしろ台風来てるんじゃね?っていう...
中々今年も荒れそうです。
ちなみに昨年は、50kmを過ぎた辺りから雨、雨、雨。明け方までずっと雨。
雨と寒さと孤独、そして痛み。
人生ココまで追い込まれることはそんな無いんじゃね?っていうくらい辛いんすよ。
去年頑張って歩いているので分かるわけですが、思った以上にすんごい事になるんすよ、ホント。
足より精神状態が。
ふと思い出したけど、似たような距離を歩く映画がありましたね。
「夜のピクニック」とかいう。
観てないのでどんな感じか分かりませんけど、高校生ってば有り余る体力がっ!
それで80km?ヌルイ。
とかちょっと思ってしまったけど、シナリオが大切よね。きっと。
DVDでも借りて今度観ようっと。
で、まぁお話は戻って。
だいたい24時間くらい不眠で歩くので、なんていうかホントに挫けそうに何度もなるんですよ。
後半なんて、いきなり叫びだしたり、泣き言言ったり、、、
渡された地図がものすっごいアバウトで、きっとここ曲がったらチェックポイントだろう。って思うとまだ5kmくらいしか歩いてなかったり。
その時の絶望感ったらもうね、すんごいよ。
でも、それだけ辛いからこそっていうアレは有ります。確実に。
この100kmは、最初の30kmまではチェックポイント無しで、その後は10kmごとにチェックポイントがあるんだけど、80km地点でカニ汁が出るんですよ。
思わずstrongタグ使っちゃうくらいこの「カニ汁」がヤバイんです。
何がやばいかっていうと、80kmってーとほぼ限界な状態なんす。70kmからずっと山道で上り坂、そして真夜中。寒い。雨も降っていた。
そんな状況で出る「カニ汁」。
あまりのうまさに、完歩とかどうでも良くなってしまう。
既に俺の戦いはココで終わったんだ。って思うくらいに。
一番感動したのが80km地点だったかも知れないっす。
80kmを後にしたら、一気に気が抜けて今までのペースの1/3くらいで歩いてた。
んで、97kmまでは死んだように歩いてて、97.5kmに最後のチェックポイントがあり、ソコを後にすると、ゴールまで海岸線沿いを歩くんだけど、あの美しさは思わずテンションが上がります。ホントに。
そしていよいよゴール!!
この感動は、あまりにも、、、、あまりにも、、、
あまりにも、、、
あまりにも、、、
・・・
薄かった。
想像を絶するほど、薄かった、、、
そんな100km。
ゴールした後は、何事も無かったかのようにそれぞれ解散。
階段を1段上がることも出来ないような状態で帰宅して、爆睡。
そして、月曜日出社っていう地獄。
今年の戦士たちは、月曜日に元気な顔を見れるかな。どきどき。
とにかく、無事に歩いて戻ってきて欲しいっす。
ホントに頑張ってください。
ちなみにこんな場所歩きます。
GoogleMapで見る100km
では、最後に去年の100kmの写真でも。
これから長い道のりを...
ゴール前の海岸沿いの道
平澤さんゴールです。ちなみに23時間半でゴール。
こんなブログでただの思い出日記を最後まで読んでくれた人、ありがとうっす。