先日、ALPHA LABEL: アルファラベルのふっちーさんからお誘いがあり、Attribute=51のぐりさんとボクの男三人で飲んできました。
ふっちーさんとがっつり話したのも初めてだったのですが、ぐりさんは以前からブログを拝見していたのもあり、会いたい人の一人だったのでお会い出来て良かったです><
思わず二件目行っちゃうくらい楽しい時間を過ごせました。

さて、17日に行われたCSS Nite LP, Disk 9「Coder's Higher」にて第二回コーディングコンテストの結果が発表されました。

入賞された方々、おめでとうございます!

今回、残念ながら最優秀賞は該当者無しと言う結果になってしまいましたが、開催目的である

これから現場で困るだろうHTML5+CSS3の技術を先取りして実装してみることで問題点を洗い出し知識として共有する。

は十分達成されたのかなーと思います。
ボクも、コーディングコンテスト用のデザインを実際に組んでみたのですが、思ったより苦戦したりしてかなり勉強になりました。

審査の結果は、CSS Nite LP9 連動 第2回コーディングコンテストを見ていただくとして、ボクは一応今回審査員をしたので審査の流れとかその辺りを書こうと思います。


今回の審査は、まずは各審査員がそれぞれ独自の評価基準で評価して、これが良いなと思った作品を数点選び、それらを一度まとめ、各審査員が選んだ作品が複数被っていた作品をよりじっくり見て、審査員で話し合って各賞が選ばれていくような流れでした。

最初の審査は好きにやれたので、ボクは応募作品すべてを同じように目を通してボクの評価基準で点数を付けてちょっとしたコメントも書いてエクセルにまとめてました。

こんな感じで↓
審査したエクセルのキャプチャ
「全部見てすべてにコメントが付いている感」が大切なので拡大しません。

このやり方で見ていくと80作品ちょいをすべて見終わるのにものっそい時間が掛かるのですが、ちょうど時間が空いていたのもあり、せっかく応募しても殆ど見られる事すらなくってのもアレかなーと思ったのでフルで3日くらいかけて全部見ました><

なので、「何かしらフィードバックをもらいたい!」と言う方が居ましたら、ご連絡いただければお伝えします。
なお、これはあくまでもボク個人の評価なので他の審査員の方々と見ている点や感じている点は全然違うと思うので、一つの参考程度にお願いします。(実際、審査員によって選んだ作品はかなりバラけてます)

ご連絡は、Twitterなら @hira で居ますのでDMでも大丈夫ですし、メールでも大丈夫です。
その際にコンテストに応募したメールアドレスを教えてもらえるとうれしいです。

今回のコーディングコンテストでボクが全体的に感じたことなど。

応募作品を見ていて特に気になってしまったのがデザイン再現性で、正直なところ思ったより再現出来てない人が多かったです。
この部分に関しては受賞者の方も例外ではなく、何かしら違いあった気がします。
今回、グラデーションなどにもCSS3を活用している人が多かったので、その辺りで多少色が変わるのは、いけてるツールとかも少ない現状ではまだ仕方ない部分かと思うのですが、マージンの取り方がだいぶ違っていたり「push.png」というクリック時のデザインデータがあったのですがこれを忘れている人もかなり目立ちました。
他にページ最上部のボーダーが真っ黒になっていたり、ドキュメント・プラグインバナーとサイト内検索の縦のラインがずれていたりなどが多かった気がします。
デザイン再現は今回の趣旨とは違う部分もあるわけですけど、この部分はもっとも基本的な部分だと思うので再現性だけで切られてしまうケースも少なからず有って非常に勿体ないと思いました。

HTML5に関しては、hr要素をセクションの区切りに使っていたりデザイン再現用の要素として使っている感があったのが目立ったのと、dl要素やul要素を乱用している感が結構あったかなぁと思いました。

と、気になった点を多く上げていますが全体的にはとてもレベルが高く見ていて非常に勉強になりました。
参加者の皆さま、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。