今まで、こういった事は書かなかったけど、自分の気持ちでも書いておこうと思ったので色々書きます。

無理やりな部分があったり、文書めちゃめちゃだったりするかと思いますが、ゆるーく見守って上げてください。

やけに長文駄文エントリーなんだけど、大きく分けて三つで成り立っているので、興味ある部分だけどうぞ。


  1. イメージの悪さから、別の業界がいいんじゃ、、、って人向け?
  2. 才能とかセンスが無いよ、、、って人向け?
  3. マークアップエンジニアとかコーダーの未来が暗い、、、って人向け?

イメージの悪さから、別の業界がいいんじゃ、、、って人向け?

今ってそんなに人気無い感じなんですかね。ウェブサイトを組む人って。

まぁモチベーション下がるような記事があったり、マークアップエンジニアのキャリアアップが明確に見えないとか、ウェブ業界自体が3Kだ7Kだって言われてるくらいだから、そう言った意味でも落ちてても不思議は無いんかな。

純粋に、この業界に憧れて一生懸命勉強してる人とかがそういった情報の一片を見ただけで道を変更してしまうのなら何か悲しい。
もちろん、その程度の事で道を変える様なヤツには始めっから無理だって言ってしまう事も出来るかも知れないけど、最初は夢いっぱい見てて、何も知らなくたって良いんじゃないかと思ったりする。

ボクはウェブ系の専門学校は出てないけど、グラフィッカーになりたい!って人たちが集まる専門学校に通ってたんですよね。

もちろん夢いっぱい。
いつかはキャラクターデザイナーになるんだ!っていうでっかい夢を持って。

結局ボクは違う道に進んだけど、その業界の話を聞く機会ってのは勿論あって、聞いてる限りどう考えても入学当事に描いてたイメージとはかけ離れた世界で頑張ってると思う。

頑張り過ぎて身体壊しちゃった友達も居るし、有り得ない残業を強いられている友達も居るよ。
でも、頑張ってる。ホント、信じられないくらいに。

そんな周りを見てると、自分はぜーんぜんぬるま湯に浸かってるんだって思えるから頑張ったり出来る。(コレでも数ヶ月終電当たり前、っていうか今日も泊まり?みたいな経験くらいはしてますが)

たぶん、どんな業界に行っても、上に行くには一筋縄じゃ行かないしソレ相応に大変だと思うんだよね。
そんなら、自分が好きだと思える事で上を目指すのがやっぱ一番いいんじゃないかと。

こっちは辛そうだから、あっちの楽そうな場所に行こうとかって考えだったら、続かない可能性の方が高いし、後からやっぱりウェブ業界行っておけば良かったなんて言い出したらチョットかっこ悪いじゃん。
取りあえず、今はやるだけやって、実際に現場に入ってから判断したって全然遅くないよ。うん。

ネガティブイメージが先行しちゃって、道を変えるのはチョット待て!っていう話がしたかったと思うんだ。

実際、最初に入った会社はお世辞に良い会社とは言えなかったけど、今の会社は全然違う。
会社一つで全く違う現実が待ってたりする。

そんな訳で、ネガティブイメージだけが先行しちゃってる人は、会社選びは慎重に。

でも、それだけじゃないんですよね。うん。

才能とかセンスが無いよ、、、って人向け?

自分には才能が無いんだ。とか思って諦めちゃってる人も居ると思う。

周りの成長と比べて自分があんまり変わってなかったりした時の絶望感は、学生時代に学校休んで2ヶ月ほど廃人やってたボクには痛いほど分かる。
だけど、目標持ってやってれば誰だってある程度のレベルまでは絶対に行ける。コレだけは確実に断言出来る。

自分だけじゃなく、周りを見たってそうだけど、入学当時のレベルはホントに絵を描いて飯を食べたいって人たちの集まりなの?っていうくらいに低かったよ。

だから、ウェブデザインだって才能とかセンスっていう言葉だけで片付くなんて決して無い。
やったらやった分だけ返ってくる。

とはいえ、今の自分じゃ無理無理。どーせ俺なんて…みたいになってる人は、今それなりに頑張ってるヤツの出来なかった頃を見てみるのもいいと思うよ!

このサイトのデザインがいけてるかどうかは分からないけど、一例として晒します。過去を。
そんな訳で、痛すぎる初代サイトを公開。(音注意!)

最初に作ったサイト
このサイトが晒せた自分に乾杯!

…えっと、とにかくココからスタートして、現在の個人サイトまで成長して、今はこのCSS HappyLifeに至ったりする訳です。

こんなに痛すぎるボロボロのサイトからこう成長して行ったりするんで、才能とかセンスとか周りがどーとかで諦めちゃうのもダメだと思うよ!っていう話がしたかったと思います。

あ、勿論今のデザイン、マークアップに満足してる訳じゃないので、今後も精進あるのみです。はい。

と、言うことで、自分には無理だ、、、って、本気でやっても居ないのに諦めちゃってる人は、そんな事で諦めたらダメだと思うよ。

さて、最後にマークアップエンジニアとかコーダーって部分に絞って。

マークアップエンジニアとかコーダーの未来が暗い、、、って人向け?

この部分を書こうと思った切っ掛けの一つが、HTML及びCSSは習得が難しい言語か!:::STOPN' LISTEN:::なんですけど、まぁイメージが悪いんじゃないだろうか。

このサイトの、はてブ辺りのコメントに「ネガティブなイメージが無い」みたいな事が書いてあるくらいだから、ネガティブイメージが当然でコーダーってのは相当イメージ悪いんだと思う。

実際、作業は下流だし、目で見てスグに評価が出来る訳じゃないから余計に強い気がする。
たぶん「下っ端」っていうイメージはあると思うよ。四の五の言わずに期日までに終わらせろよ!っていう感じ。
特に、地味な作業(更新とか修正とか)してる時ってあんまりポジティブに考えれなくて、成長を感じなくなってしまったりする時があったり。
そんな状況で、拍車を掛けるように嫌なことがあったりモチベーションが下がってミスやって、、、そうやってどんどん悪い方向にはまっていったり。

その状況になってしまうと相当きつい。

当然、自分の仕事にもプライドが持てない。
楽しくない。
給与も苦労にあってない。
いつになったら帰れる?
不満ばかりが募る。
ひたすら悪循環。

そんなんなってしまったら最悪じゃないっすか。
今、コーディングが如何に大切かってのが広まらないと、状況は悪化するばかりな気がする。

だから、俺ってすげーんだぜ!って事考えてみた。
CSSのメリットとかそういうんじゃなくてね。

こっからは俺で行こう。

まず、デザイナーよりそのデザインを見てるのは俺たちだ。
1pxのズレに気づく事が出来るのも俺たちだけ。

毎日毎日同じサイト見て、サイトの全てを覗いているのは俺たちだけなんですよ!
どの職よりも絶対にそのサイトを知り尽くしている。

明らかに同じ構造のページなのに、気まぐれなのかうっかりなのか意図しているのか分からないけど、デザインが違うって気づけるのも俺たちですよ。

そして、そのデザインを生かすも殺すも俺たち次第。
言ってしまえば、納期直前に時間優先でデザイン変更できる(してしまえる)のも俺たちで、もしデザイナーに全く知識が無いのなら修正することさえままならない。(実際にそんな事しませんよ。念のため。)

その分、デザインを汲み取る力っていうのは必要だから、デザインする力ではなく、良いか悪いか判断出来る力が必要にもなってくる。
時間との戦いにもなりがちだから、その判断力も必要だし。

そんだけデザイン見れる立場にもある訳だから、ソコから吸収出来るデザインって部分はでかいと思うよ。
その吸収したデザインを、すぐさま実際のサイトとして形に出来るのは当然俺たち。

んで、話しちょっと戻して、そのデザインから最適な要素を選択してマークアップしていかなければならないわけだけど、俺たちがどの要素を選んで、どうやって組むかで運営っていう段階に入った時に一気に差が出てくる。複雑にネストされたテーブルじゃ更新なんてする気にもならないよ?

明日にはもしかしたら何かあって出社出来ないかも知れないのに、保守出来ないサイトじゃ圧倒的に無駄な時間が発生してしまう。

サイトは作って終わりじゃないんだから、とっても大事な要素。

そして、こうやって沢山のサイトを組んでいけば自ずと良いサイトか悪いサイトかが見えてくる。
こうした方がユーザーは使いやすいとかストレスにならないとか、そういうことが。

ウェブサイトがウェブサイトとして動き出すためのもっともコアな部分に一番触れているんだから、他の職より見えてきて当然だと思うわけ。

ウェブサイトの半分は優しさで出来ているってチョット前のエントリーで書いたけど、その優しさを作ってるのも俺たちですよ。

つまりそうやって、サイトを組んでいると次に見えてくるのは、サイト全体の設計をする立場だと思う。
情報アーキテクトとかディレクターっていう立場に。

当然その頃には、デザインの良し悪しの判断も付くようになっている。
そこに至るまでに、山のような修正をやっているかも知れない。その時は無駄な時間だと思っていても、どういった部分が修正されやすいかってのが分かったり、クライアントともやり取りが発生しているなら少なからずそういった部分も強化されている。
何がどのくらい時間が掛かるかって言うのも、上がってくるのを待っている立場なんだから分かる訳で、スケジュール間も身につくよ。

決してマークアップエンジニア、コーダーで居る期間が無意味に終わるなんてこと無い。
ただ、ずっと続けていく職業では無いってだけで、いくらでもキャリアアップのチャンスは有るよ。うん。

だって、あのディレクター、ウェブサイトの事殆ど分かってないのに何言ってんだよ。って思うことがあるとしたら、逆を言えば一番分かっているのが俺たちだってなるよ。
(まぁボクの場合そのディレクターって人間が加藤さんなんで、むしろどうやって追いつき追い越すかってなるわけですが)

ウェブサイトの事が分かってる人間ってのは、求められるスキルや知識ってのは必然的に多いと思うけど、結構この職やってる間に見につくと思うんだ。
後は、足りないスキルを補っていけばいいだけで。

最後にもう一つ、コーディングなんてその内日本じゃやらないでしょ。そしたら俺たち不要じゃね?っていう考えが浮かんだりするんだけど、そうなったらじゃあソレをまとめる人間は必要不可欠な訳で。クオリティ管理が出来なきゃ意味が無いわけで。
そういった立場になる可能性が高いのも俺たちっすよ。

と、言うことで、「未来のいけてるサイトを作れる(設計出来る)のは俺たちだ!」って思って頑張りましょー!!